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『武器に願いを+ Ver3.15』 レア武器&レアアイテムの完全攻略メモ ※ネタバレ注意 その1

2020/05/23
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武器製造&販売シミュレーションゲーム、『武器に願いを+ Ver3.15』のレアアイテム&レア武器の入手方法・由来・ボーナス効果等をまとめた攻略記事です。考察とネタバレが含まれます。制作者は世途紫都様。作品の紹介ページ(ふりーむ!)はこちらです。 → 武器に願いを+

武器に願いを_ スクショ タイトル画面 魔王編 レア武器&レアアイテムコンプ

武器に願いを+

『武器に願いを+』は、鍛冶屋の主人公を操作し、武器を製造&販売するシミュレーションゲームです。1周に要するのは4~6時間ほど。チャレンジモードでは、クリア時に総合成績に応じた各種称号を獲得できます。

今回の記事では、「レア武器」&「レアアイテム」について、その「入手方法」・「ボーナス効果」・「由来となる伝承」を網羅的にまとめました。「レアアイテムとレア武器のわかりやすい対応表が欲しい」とか「秘伝書やレアアイテムの入手方法まとめが欲しい」といった、プレイ中の願望を解決するための個人的なメモでもあります。

ご存知の方も多いかと思いますが、「CTRL」&「Fキー」を同時に押す(スマホならメニュー→「ページ内検索」を選ぶ)ことでページ内の単語を検索できます。けっこう長い記事なので、ぜひページ内検索を活用して、気になるレア武器&レアアイテムの情報にアクセスしていただければと思います。

以下ではレアアイテムとレア武器に関してガッツリとネタバレしているので、未見の方はご注意ください。「称号」獲得に関する攻略情報は記事その2に、感想&レビューは記事その3に書きます(更新したら追記します)。

「レア武器」&「レアアイテム」とは?

そもそも「レア武器」&「レアアイテム」とは何なのか。まずはこれについてざっくりと説明します。

武器に願いを+ スクショ レア武器ボーナスにより売上280増

武器に願いを+

『武器に願いを+』で造れる武器は、通常武器とレア武器の2種類に大別できます。「通常武器」は単純に鍛冶経験値を溜めてツリー上で解放し、ウーツ鋼・ダマスカス鋼・ミスリル・オリハルコンを使って製造する武器のことです。ロングソードや鋼の槍から、日本刀や大身槍まで22本存在します。

一方「レア武器」とは、秘伝書を読んで製造方法を学び、かつレアアイテムを使用して製造する特別な武器を指します。計33本存在し、通常武器より比較的高値で売れる(レーヴァテインや天沼矛を除く)ほか、攻撃力も高いのが特徴です。

ただし、レア武器の真価は客に売ることで発生する特殊なボーナス効果にあると言えます。「レア武器を制する者がこのゲームを制す」と言ってしまっても過言ではなく、レア武器の販売こそがこのゲームの醍醐味であり攻略の鍵です。

たとえば、ウーツ鋼などの素材が無償で手に入る、売上を20パーセント増やす、与ダメージを20パーセント増やす、会心の一撃の発生確率を上げる、冒険者のレベルを上げる、素材依頼料を40パーセント割引する、石や鋼材の価格が安くなる、闇ギルドの品物の価格が下がる、鍛冶経験値や掃除回数が大幅に増加する、依頼に必要な日数を縮める、翌日の客の入りを2倍にする、万引き犯の出現確率を下げる、秘伝書やレアアイテムの場所が判明する……などレア武器ボーナスはよりどりみどり。単に「販売価格が高い」or「攻撃力が高い」レア武器も存在します(それらも攻略上非常に有用です)。

そんなレア武器ですが、通常武器とは違って鍛冶経験値があっても単純にツリーから解放することができません。解放するには、ストーリーイベントをこなすor特定のレア武器を製造し売り上げることにより、製造方法の書かれた秘伝書を入手する必要があります。ちなみに、レア武器1本の解放につき鍛冶経験値1000を要します。

また、レア武器を造るには「レアアイテム」が必要です。ティルヴィングを作りたいのなら「スウァフルラーメ」、ダーインスレイヴを作りたいなら「ホグニ」……という風に、レア武器のそれぞれに固有のレアアイテムが素材として設定されています(1つのレアアイテムから複数種類のレア武器を造れるということは基本的にない。例外は「ルー」のみ)。

「レアアイテム」を入手するにはギルドに採取依頼を出さなければなりません。ただし、そもそも「採取場所」がわからないうちは採取依頼を出すことができません。そこで、レアアイテムの採取場所を「探検隊」や「情報屋」から教えてもらう必要があります。

探検隊や情報屋から情報をもらうには依頼料が必要です。また、レア武器を売ることでボーナスとしてレアアイテムの情報をもらえることもあります。

「レア武器」の入手方法&「レアアイテム」の採取場所に関しては、別項をもうけて詳しくまとめました(「レアアイテムの採取場所&レア武器の秘伝書の入手条件」)。

「レア武器」33本と「レアアイテム」の対応表

それでは、今回の記事のメインである、レア武器33本とその素材であるレアアイテムを対応させた一覧表を書いていきます。

「レアアイテム→レア武器」的な書き方にしてもよかったのですが、結局「レアアイテム-レア武器」と「レア武器-効果」の2者が等しく大切なので、レア武器にフォーカスして書くことにしました。あと、1つの材料から2つの武器を製造できることもあるので、やはりレア武器中心の一覧表を作った方が見やすいかなーと判断しました。

武器に願いを_ レア武器とレアアイテムの対応一覧表の見方を説明 furige tabi com

以下、アイテム欄での並びに従いつつ、レア武器33本の情報を書きました。具体的には、「武器名」・「武器種(剣or槍)」・「ツリー上の位置」・「秘伝書の入手方法」・「必要な素材」・「販売効果」を列挙しました(詳しくは上の画像をご参照ください)。

素材となるレアアイテムに関しては、カッコの中に入手方法も記載しました。「レア武器の秘伝書入手」&「レアアイテムの採取場所判明」については、次の項目(「レアアイテムの採取場所&レア武器の秘伝書の入手条件」)でもっと詳しく書いています。

武器名:「ティルヴィング」(剣)
位置:3層・バスターソードの次
入手方法:魔王編・ウェイトレスから
素材:スウァフルラーメ(魔王編・探検隊2回目)
効果:金庫に預けている額に+0.3%の利子が付く(3%まで)

武器名:「ダーインスレイヴ」(剣)
位置:4層・ティルヴィングの次
入手方法:魔王編・主人公祖父とのイベントの翌日
素材:ホグニ(魔王編・探検隊1回目)
効果:秘伝書が手に入る →【オートクレール/ジュワユーズ/村雨/デュランダル/蜻蛉切】

武器名:「フロッティ」(剣)
位置:4層・クレイモアの次
入手方法:魔王編・主人公祖父とのイベントの翌日
素材:ファーヴニル(魔王編・探検隊1回目)
効果:レアアイテムの在処が分かる →【オリヴィエ/シャルルマーニュ/犬塚信乃/ローラン】

武器名:「ミスティルテイン」(剣)
位置:6層・ルーンソードの次
入手方法:魔王編・主人公祖父とのイベントの翌日
素材:フロームンド(魔王編・探検隊1回目)
効果:冒険者たちのレベルが上がり攻撃力が1増える

武器名:「リジル」(剣)
位置:7層・バルムンクの次
入手方法:魔王編・ウェイトレスから
素材:シグルズ(魔王編・探検隊2回目)
効果:売上が20%増える(その日限り)

武器名:「カラドボルグ」(剣)
位置:5層・グラディウスの次
入手方法:魔王編・ウェイトレスから
素材:フェルグス(魔王編・探検隊2回目)
効果:与えるダメージが20%増える(その日限り)

武器名:「クラウ・ソラス」(剣)
位置:5層・フランベルジェの次
入手方法:魔王編・赤毛の冒険者から
素材:ヌアザ(魔王編・情報屋から)
効果:素材依頼料が40%引きになる(その日限り)

武器名:「フラガラッハ」(剣)
位置:7層・フリーズブレイドの次
入手方法:人間編・連日の鍛冶場イベント終了後
素材:ルー(人間編・情報屋から)
効果:ウーツ鋼が40個手に入る

武器名:「アスカロン」(剣)
位置:7層・グラムの次
入手方法:人間編・赤装束の男から
素材:ゲオルギオス(人間編・情報屋から)
効果:次の日の販売でお客様の入りが2倍になる

武器名:「アロンダイト」(剣)
位置:7層・ジュワユーズの次
入手方法:魔王編・赤毛の冒険者から
素材:ランスロット(魔王編・情報屋から)
効果:その時依頼していた素材の必要日数が1日縮まる

武器名:「ナーゲルリング」(剣)
位置:4層・クレイモアの次
入手方法:人間編・連日の鍛冶場イベント終了後
素材:ディートリヒ(人間編・情報屋から)
効果:ダマスカス鋼が20個手に入る

武器名:「オートクレール」(剣)
位置:4層・ナイトソードの次
入手方法:ダーンスレイヴを売る
素材:オリヴィエ(フロッティを売る)
効果:鍛冶経験値を1000獲得する

武器名:「ジュワユーズ」(剣)
位置:6層・ルーンソードの次
入手方法:ダーンスレイヴを売る
素材:シャルルマーニュ(フロッティを売る)
効果:他のレア武器より販売価格が高い

武器名:「髭切」(剣)
位置:6層・日本刀の次
入手方法:人間編・赤マントの兵士から
素材:渡辺綱(人間編・探検隊2回目)
効果:秘伝書が手に入る →【レーヴァテイン/天之尾羽張/グングニル/ブリューナク/天沼矛】

武器名:「膝丸」(剣)
位置:7層・髭切の次
入手方法:人間編・赤マントの兵士から
素材:源頼光(人間編・探検隊2回目)
効果:レアアイテムの在処が分かる →【シンモラ/伊邪那岐/オーディン】

武器名:「村雨」(剣)
位置:7層・村正の次
入手方法:ダーンスレイヴを売る
素材:犬塚信乃(フロッティを売る)
効果:他のレア武器より攻撃力が高い

武器名:「村正」(剣)
位置:6層・日本刀の次
入手方法:人間編・赤マントの兵士から
素材:徳川家康(人間編・情報屋から)
効果:万引き犯が現れる確率が2%低くなる

武器名:「グラム」(剣)
位置:6層・ディフェンダーの次
入手方法:人間編・連日の鍛冶場イベント終了後
素材:シグムンド(人間編・探検隊2回目から)
効果:闇ギルドで売られる素材の価格が5%引きになる(50%まで)

武器名:「レーヴァテイン」(剣)
位置:2層・サラマンドソードの次
入手方法:髭切を売る
素材:シンモラ(膝丸を売る)
効果:他のレア武器より攻撃力が異常に高い

武器名:「エクスカリバー」(剣)
位置:6層・カラドボルグの次
入手方法:人間編・連日の鍛冶場イベント終了後
素材:アーサー(人間編・探検隊2回目から)
効果:オリハルコンが4個手に入る

武器名:「バルムンク」(剣)
位置:6層・ディフェンダーの次
入手方法:人間編・赤マントの兵士から
素材:ジークフリート(人間編・情報屋から)
効果:他のレア武器より攻撃力がとても高い

武器名:「ブルートガング」(剣)
位置:3層・バスターソードの次
入手方法:人間編・赤装束の男から
素材:ハイメ(人間編・情報屋から)
効果:ロングソードの人気を下げる

武器名:「デュランダル」(剣)
位置:7層・ミスティルテインの次
入手方法:ダーンスレイヴを売る
素材:ローラン(フロッティを売る)
効果:冒険者達の会心の一撃が出る確率が1%増える

武器名:「天之尾羽張」(剣)
位置:2層・天叢雲剣の次
入手方法:髭切を売る
素材:伊邪那岐(膝丸を売る)
効果:その日限り冒険者達の会心の一撃の出る確率が20%増える

武器名:「天叢雲剣」(剣)
位置:1層・ロングソードの次
入手方法:人間編・連日の鍛冶場イベント終了後
素材:須佐之男
効果:ミスリルが10個手に入る

武器名:「布都御魂」(剣)
位置:2層・雷鳴剣の次
入手方法:魔王編・赤毛の冒険者から
素材:建御雷神(魔王編・情報屋から)
効果:掃除回数が300増える

武器名:「御手杵」(槍)
位置:5層・大身槍の次
入手方法:魔王編・主人公祖父とのイベントの翌日
素材:結城晴朝(魔王編・探検隊1回目)
効果:鋼材が20%割引される

武器名:「日本号」(槍)
位置:5層・大身槍の次
入手方法:魔王編・ウェイトレスから
素材:母里友信(魔王編・探検隊2回目)
効果:金庫額の1/1000のダメージを与える(ただし金庫が空になる)

武器名:「蜻蛉切」(槍)
位置:5層・大身槍の次
入手方法:ダーンスレイヴを売る
素材:本多忠勝(魔王編・情報屋から)
効果:石が10%割引される

武器名:「グングニル」(槍)
位置:4層・ホーリーランスの次
入手方法:髭切を売る
素材:オーディン(膝丸を売る)
効果:他のレア武器より販売価格が異常に高い

武器名:「ゲイ・ボルグ」(槍)
位置:3層・トライデントの次
入手方法:人間編・赤マントの兵士から
素材:クー・フーリン
効果:鋼の槍の人気を下げる

武器名:「ブリューナク」(槍)
位置:4層・ハルバードの次
入手方法:髭切を売る
素材:ルー(人間編・情報屋から)
効果:他のレア武器より販売価格がとても高い

武器名:「天沼矛」(槍)
位置:2層・鋼の槍の次
入手方法:髭切を売る
素材:伊邪那美(人間編・参謀から、※1度のみ)
効果:レア武器ボーナスの効果が倍になる

レアアイテムの採取場所&レア武器の秘伝書の判明・入手条件

武器に願いを_ スクショ 秘伝書を入手できるタイミング

武器に願いを+

先ほど、「レア武器を解放したりレアアイテムの採取依頼を出したりするには特別な条件を満たす必要がある」と書きました。

レア武器の場合は、「秘伝書」を入手する必要があります。イベントをこなすor特定のレア武器を売ることが秘伝書ゲットの条件です。秘伝書を入手して初めてツリー上に該当武器が表示されます(※製造方法の習得には、1つのレア武器につき鍛冶経験値が1000ポイント必要)。

また、レアアイテムの場合は、基本的に「レアアイテム探検隊」か「情報屋」に「採取場所」を教えてもらう必要があります。採取場所さえ判明すれば、以降はギルドに採取依頼を行うことができます。

「レアアイテム探検隊」は前金を払って調査を始めてもらい、数日後に複数のレアアイテムの場所が判明する形式です。一方情報屋は、レアアイテム1件ごとに代金を払えば即座に場所を知ることができます。そのほか、秘伝書の場合と同じく、レア武器を販売することで場所が判明するレアアイテムもいくつか存在します。

それでは以下、「レアアイテムの採取場所」→「レア武器の秘伝書」の順に書いていきます。

レアアイテムの採取場所を知る方法

最初に、「レアアイテム探検隊」(以下「探検隊」)に依頼することで採取場所のわかるレアアイテムを挙げます。ちなみに探検隊をやっているのは、逆立てた茶髪にヘアバンド、こけた頬が特徴的な古風な言葉遣いのおじさんです。魔王編では酒場のカウンター席に、人間編では酒場の右端のテーブル席にいます。

  • 魔王編1回目:ホグニ、ファーヴニル、フロームンド、結城晴朝(翌日に結果判明)
  • 魔王編2回目:スウァフルラーメ、シグルズ、フェルグス、母里友信(2日後)
  • 人間編1回目:徳川家康、ジークフリート、ハイメ、クー・フーリン(3日後)
  • 人間編2回目:渡辺綱、源頼光、シグムンド、アーサー(3日後)

魔王編は比較的短いためか、探検の結果も早めに教えてもらえます。探検隊の調査で採取場所が判明するレアアイテムは、強い効果を持つレア武器に化けることが多いです。特に「魔王編1回目」と「人間編2回目」で場所の分かるホグニ、ファーヴニル、渡辺綱、源頼光の4種は他のレア武器&レアアイテムの情報に関わるので、早期に調査を依頼したいレアアイテムだと言えます。

次に、「情報屋」に依頼することで採取場所のわかるレアアイテムを挙げます。ちなみに情報屋は、青い髪にサークレットをつけた青マントの男性です。「…」の多用が特徴的。魔王編では酒場端のテーブル席に、人間編では酒場中央端のテーブル席にいます。

  • 魔王編:ヌアザ、ランスロット、建御雷神、本多忠勝
  • 人間編:ルー、ゲオルギオス、ディートリヒ、須佐之男

情報屋から情報をもらえるレアアイテムは、魔王編と人間編で4つずつ。情報料こそ高いものの、情報屋は代金を支払えばその場で目当てのレアアイテムの場所を教えてくれます(ただし1件ごとにお金が必要)。

余談ですが、情報屋の握っている情報のうちダントツで重要なのは、「クラウ・ソラス」の素材である「ヌアザ」の場所です。クラウ・ソラスはどんなプレイ方針をとるにせよ必須になる第一線級のレア武器なので、ヌアザの情報は忘れずに買っておきましょう。

続いて、特定のレア武器を売ることで採取場所の判明するレアアイテムを挙げます。該当するレア武器は「フロッティ」と「膝丸」です。フロッティの素材は「ファーヴニル」、膝丸の素材は「源頼光」と、どちらも探検隊に依頼することで解禁されるレアアイテムであることに留意しましょう。

  • フロッティボーナス:オリヴィエ、シャルルマーニュ、犬塚信乃、ローランの在り処判明
  • 膝丸ボーナス:シンモラ、伊邪那岐、オーディンの在り処判明

ちなみに、レア武器のボーナス効果によって採取場所が判明する仕様になっています。つまり、単にフロッティと膝丸を造るだけでなく、それぞれの武器をお客さんに買い取ってもらわなければなりません。少ない日数でのクリアを狙うなら、製造翌日に売れるまで粘ることも必要になってくる印象です。

最後に、愛国騎士団の参謀も特別なレアアイテムを贈ってくれます。人間編のスタートから15日目に、酒場中央にいる参謀の頭上にエクスクラメーションマークが発生するので話しかけましょう。

参謀から入手できるのは「伊邪那美」。ストーリー中にたった1度しか手に入らないレアアイテムです。伊邪那美から製造できる「天沼矛」は、その甚大なボーナス効果ゆえに、ここぞという場面で売りに出すと最高の結果が望めるレア武器です。

レア武器の秘伝書を入手する方法

次にレア武器の秘伝書ですが、先述した通り入手方法は大きく2つに大別できます。1つ目はサブor主要イベントをこなすこと。2つ目は特定のレア武器を販売しボーナスを発生させること。

武器に願いを+ スクショ 鍛冶技術ツリー 秘伝書の入手タイミングごとにグループ分け

武器に願いを+(書込みは引用者)

具体的には、秘伝書を入手する機会は計8回存在します(イベント6回、レア武器ボーナス2回)。そのタイミングごとにレア武器をグループ分けしたものが上の画像です。たとえば、「ダーインスレイヴ」・「フロッティ」・「ミスティルテイン」・「御手杵」の秘伝書は祖父イベントの翌日にまとめて手に入るので、赤で色分けしました。

それでは、まずイベント経由で入手可能な秘伝書について、おおよそ時系列順に説明していきます。

①ダーインスレイヴ、フロッティ、ミスティルテイン、御手杵
※魔王編:主人公の祖父の話を聞くイベントの翌日(魔王編7日目)に、エクスクラメーションマークを浮かべる祖父に話しかけると入手可能。

②ティルヴィング、リジル、カラドボルグ、日本号
※魔王編:酒場のウェイトレスの葛藤が一段落したのち(10日目)、彼女から購入可能。

③クラウ・ソラス、アロンダイト、布都御魂
※魔王編:赤毛の冒険者に「クレイモア」を渡した翌日(10日目)、話しかけると入手可能。

④髭切、膝丸、村正、バルムンク、ゲイ・ボルグ
※人間編:カウンターにいる赤マントの兵士から、「ルーンソード」と引き換えに入手可能。

⑤アスカロン、ブルートガング
※人間編:人間編スタートから10日目、カウンター席にいる赤装束を身にまとった髭の男性から入手可能。

⑥フラガラッハ、ナーゲルリング、グラム、エクスカリバー、天叢雲剣
※人間編:人間編5日目から、鍛冶場奥にエクスクラメーションマークが発生する。これを毎日調べることで最終日に入手可能(漏れなしで12日目に終了)

タダで秘伝書を貰えるのは、祖父イベント&赤装束の男イベント&鍛冶場イベント。武器と引き換えに貰えるのは、赤毛の冒険者イベント&赤マントの兵士イベント。入手にお金が必要なのはウェイトレスイベントのみです。

また、レア武器ボーナスによって貰える秘伝書についても説明します。該当するレア武器は、「ダーインスレイヴ」と「髭切」です。それぞれの素材である「ホグニ」と「渡辺綱」は、探検隊の調査によって採取場所が判明します。

  • ダーインスレイヴボーナス:オートクレール、ジュワユーズ、村雨、デュランダル、蜻蛉切の秘伝書入手
  • 髭切ボーナス:レーヴァテイン、天之尾羽張、グングニルの秘伝書入手

ダーインスレイヴ、髭切ともに客に買い取られることでボーナスが発生します。「ホグニ」は魔王編から、「渡辺綱」は人間編から情報が解禁されるので、ダーインスレイヴは魔王編で、髭切は人間編でボーナスを発生させることを想定しているのかもしれません。

特殊効果ごとにレア武器33本を分類する

武器に願いを+ スクショ レア武器ボーナスにより売上280増

武器に願いを+

この項目では、特殊効果の方向性ごとにレア武器33本を分類してみました。あくまで私個人の主観による分類です。

効果:素材を無償で入手できる

「フラガラッハ」(ウーツ鋼40個)、「ナーゲルリング」(ダマスカス鋼20個)、「天叢雲剣」(ミスリル10個)、「エクスカリバー」(オリハルコン4個)を売ると、素材がタダで手に入ります。ちなみに、素材となるレアアイテム4個の場所はすべて人間編で情報屋が教えてくれます。

効果:売上を増加させる

「リジル」を売ると、その日限り売上が20%増加します。このボーナス効果は重複します(例:3本売ればその日の売上が60%UPする)。

効果:素材の販売価格を下げる

「御手杵」(鋼材)、「蜻蛉切」(三つの属性石)、「グラム」(闇ギルドの品)を売ると、素材の販売価格が下がります。鋼材と石はギルドで買える材料であり、御手杵と蜻蛉切を売ると、本数に応じて鋼材と石の価格が割引されていきます(その日限りではなく永続、最大90%引き)。

また、酒場隅にいるフードを被った男は闇ギルドの一員であり、通常は数日かかるレア素材(オリハルコン等)を法外な値段で売ってくれます。グラムを売ると、この闇ギルドの品物を割引価格で買えるようになります(5%ずつ、最大50%引き)。

効果:ギルドへの依頼に作用

「クラウ・ソラス」を売ると、その日限り素材の依頼料が40%割引になります。「その日限り」とは、閉店後~就寝までに行った注文を対象とします(その日に引き取る材料が割引されるわけではない)。クラウ・ソラスの効果は2本までなら重複します(最大80%引き。つまり、3本以上売る意味はない)。真っ先に作りたい&毎日売りたいレア武器の筆頭です。

また、「アロンダイト」を売ると、その時以来していた素材の必要日数が1日縮まります。すなわち、たとえば「明日受け取り」だった素材を閉店後(今日)受け取れるようになります。もちろん依頼料自体は変わらないので、どこかの日に支払わなければならない金額が大きくなることに注意が必要です(例:今日5万、明日5万払う予定で依頼していた場合、アロンダイトを1本売ると今日10万支払わないとすべての素材を受け取れなくなる)。

効果:冒険者(兵士)の与ダメージを増やす

「カラドボルグ」を売ると、その日限り冒険者や兵士が与えるダメージが20%増加します。また、この効果は重複します(3本売ればダメージ60%増)。

「ミスティルテイン」を売ると、冒険者や兵士のレベルを上げ攻撃力を1増やすことができます。冒険者たちのレベルは10日ごとに1つ上昇しますが、ミスティルテインを売ればそれよりも速いペースでレベルを上げることが可能です。最初は効果を実感しにくいものの、早めに売り出すとのちのち効果を期待できるレア武器だと言えます。

「デュランダル」を売ると、会心の一撃(※ダメージ大幅アップ)の出る確率が1%上がります。この効果は永続です。ミスティルテインと同じく、早い時期から売り上げることに意味のあるレア武器です。

「天之尾羽剣」を売ると、その日に限り会心の一撃の出る確率が20%増えます。また、この効果は重複します。攻撃力の高い武器と一緒に売るのがオススメです。

最後に変わり種ですが、「日本号」を売ると、敵に金庫額の1/1000のダメージを与えることができます。この効果は重複します。ネックは金庫が空になってしまうこと。どうしても売りたいなら最後の最後にとっておくくらいでOKだと思います。

効果:特定の武器の人気を下げる

「ゲイ・ボルグ」と「ブルートガング」を売ると、それぞれ「鋼の槍」と「ロングソード」の人気を下げることができます。鋼の槍とロングソードは売値が500であり、いくら人気とはいえ後半ではあまり売り場に置きたくない武器です(補充の手間と売上のギャップ)。そんなときにゲイ・ボルグとブルートガングを売ると、両武器へのお客さんの興味を薄れさせることが可能です。

効果:攻撃力が高い

「レーヴァテイン」、「バルムンク」、「村雨」は、この順に攻撃力の高いレア武器です。これらの武器が売れた日はダメージ量の増大が見込めます。できれば「カラドボルグ」や「天之尾羽剣」を一緒に売ってさらに効果を高めることをオススメします。

効果:販売価格が高い

「グングニル」、「ブリューナク」、「ジュワユーズ」は、この順に販売価格の高いレア武器です。これらの武器が売れると売上の増大が見込めます。「リジル」を一緒に売るとさらなる効果が望めるのでオススメです。

効果:客足や客の種類を操作する

「アスカロン」を売ると、翌日の客の入りが2倍になります。この効果は2本まで重複します(※最大4倍)。また、「村正」を売ると、万引き犯の出現確率が2%下がります。この効果は重複し、初期値の10%から1%まで引き下げることが可能です。

効果:金庫の利率を上げる

「スウァフルラーメ」を売ると、金庫の利率を少しずつ上げることができます(最大3%まで)。早いうちから毎日コツコツと売ることに意味のあるレア武器だと言えます。

効果:経験値を増やす

「オートクレール」を売ると、鍛冶技術ツリーで使用する鍛冶経験値が+1000されます。この効果は重複します。また、「布都御魂」を売ると掃除回数が+300されます。この効果もやはり重複します。

効果:秘伝書やレアアイテムの場所が分かる

「ダーインスレイヴ」と「髭切」を売ると、レア武器の秘伝書を入手することができます。また、「フロッティ」と「膝丸」を売ると、レアアイテムの採取場所を特定する事が可能です。4つのレア武器については、「レアアイテムの採取場所&レア武器の秘伝書の入手条件」に詳しく書きました

効果:レア武器ボーナス効果を2倍にする

本編中に一度限り製造可能な「天沼矛」は、その日に売れたレア武器のボーナス効果を2倍することができます。これは破格の効果であり、たとえば天沼矛とあわせて「リジル」(その日の売上を20%増加させる)が7本売れていれば、その日の売上は20%×7本×2倍=280%も増加します。

由来ごとにレア武器33本を分類する

武器に願いを+ スクショ 鍛冶技術ツリー 由来ごとにグループ分け

武器に願いを+(書込みは引用者)

ここからはオマケ的な内容です。レア武器33本を由来ごとに分類し、それぞれの逸話を簡単にまとめました。ネット上の情報を拾ってメモした程度なので、「へえ~そんな話があるんだ」くらいのノリでお読みいただけると幸いです。

最初に説明すると、「日本神話に登場する武器」・「日本の武家の武器」・「北欧神話に登場する武器」・「ケルト神話&ブリテンにまつわる武器」・「中世ドイツの英雄譚に登場する武器」・「中世フランスの英雄譚に登場する武器」・「ローマ・カトリックの説話に登場する武器」……の7つのカテゴリに分けました(中世ドイツと中世フランスは一緒にまとめようかとも思ったものの、一応別にしました)。

日本神話に登場する武器(4本)

日本神話にまつわる武器は計4本あります。1本目は「天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)」、素材は「須佐之男」。三種の神器の1つであり、ヤマタノオロチの体内よりスサノオが発見したことで有名です。

2本目は「天之尾羽剣(あめのおはばり)」、素材は「伊邪那岐」。十束剣(とつかのつるぎ。日本神話に登場する剣の総称)の1本です。火の神カグツチを生み落としたイザナミが火傷で亡くなってしまった際、激怒した父イザナギは、天之尾羽剣でカグツチを斬りました。

3本目は「布都御魂(ふつのみたま)」、素材は「建御雷神」。十束剣の1本であり、タケミカヅチから下され神武東征で使われた剣だと言われています。

最後の4本目は「天沼矛(あめのぬぼこ)」、素材は「伊邪那美」。国生みの過程において、イザナギとイザナミが大地をかき混ぜるのに使った矛だそうです。

日本の武家にまつわる武器(7本)

続いて、中世~近世の日本の武家に関係の深い武器を見ていきます。リアルに現存する刀から創作上の架空の刀まで計7本あります。

1本目は「髭切」、素材は「渡辺綱」。平安時代、源満仲が作らせた源氏宝刀です。満仲の息子である頼光に受け継がれたのち、頼光配下である渡辺綱に貸し出され、一条戻橋で鬼の腕をバッサリ斬るのに使われたそうです。何度も改名された刀であり、源頼朝の手に渡った後に紆余曲折を経て「髭切」の名を取り戻しました。

2本目は「膝丸」、素材は「源頼光」。天下守護のため髭切と揃いで作られた源氏宝刀です。満仲から息子の頼光の手に渡ったのち、土蜘蛛の討伐に使用されました。髭切と同じく何度も改名され、源頼朝から弟義経に下された際、いたく喜んだ義経によって「薄緑」と名づけられたそうです。

3本目は「御手杵」、素材は「結城晴朝」。下総国の戦国大名・結城晴朝が作らせた槍であり、天下三名槍の1本です。第二次世界大戦中の東京大空襲により失われました。

4本目は「日本号」、素材は「母里友信」。天下三名槍の1本であり、槍でありながら正三位を賜ったとの伝承が残っています。皇室から足利家へ、信長、秀吉から福島正則へと下賜された後、黒田家家臣である酒豪の母里友信によって「呑み取られ」ました。黒田節によって広く知られることになったこの逸話により、日本号は「呑み取りの槍」とも呼ばれるそうです。

5本目は「蜻蛉切」、素材は「本多忠勝」。天下三名槍の1本であり、徳川家康に仕えた天下無双の千石武将・本多忠勝の愛槍でした。

6本目は「村正」、素材は「徳川家康」。江戸時代には「妖刀村正」と呼ばれ風評被害を受けつつも、根強い人気を誇ってきた日本有数の刀工の作です。ゲーム内説明では「家康が忌み嫌った」とありますが、調べた限り後世に脚色された部分が多いようです。妖刀伝説の根拠が徳川家の伝記に求められるため、素材が「徳川家康」に設定されているのでしょうか。

7本目は「村雨」、素材は「犬塚信乃」。これは唯一架空の刀であり、江戸時代の読本である『南総里見八犬伝』(滝沢馬琴)に登場します。八犬士の1人である犬塚信乃が用いる、鞘を払えば水気を生じさせる(振りかぶれば切っ先から水がほとばしり、刀身に敵の血がついても勢いよく洗い流す)不思議な宝刀です。

北欧神話に登場する武器(8本)

次に、北欧神話体系に登場する武器(計8本)を見ていきます。1本目は「レーヴァテイン」、素材は「シンモラ」。『フョルスヴィーズルの言葉』という古ノルド語の詩に語られる、世界樹の頂に座す雄鶏の命を奪うことのできる剣です(本当のところ剣かどうかも定かではない)。炎の巨人スルトの妻、シンモラがレーヴァテインの保管者であるとされています。

2本目は「ティルヴィング」、素材は「スウァフルラーメ」。ティルヴィングは、北欧神話について語った古エッダやサガに登場する魔剣です。オーディンの血を引くスウァフルラーメがドワーフを捕らえて作らせた剣であり、持ち主の願いを3度叶えるものの同時に破滅をもたらす呪いがかけられています。

3本目は「ダーインスレイヴ」、素材は「ホグニ」。『スノッリのエッダ』に語られる、ホグニ(ヘグニ)が所持する魔剣です。やはりドワーフの作であり、生き血を欲し一度抜かれれば満足するまで鞘に納まらないと言われています。後述する「グングニル」と同じく敵を射損なうことはなく、ケルト神話の「フラガラッハ」と同じく敵に永劫癒えぬ傷を与えるそうです。

4本目は「グングニル」、素材は「オーディン」。グングニル(古ノルド語で「揺れ動くもの」)は、北欧神話の主神オーディンが所持する槍です。神話における魔法武器は敵に投げつけることを前提にしているのか、グングニルにもけして的を射損なうことなく、敵を貫いた後は自動的に持ち主の手元に戻る……という便利な機能がついています。

5本目は「ミスティルテイン」、素材は「フロームンド」。『フロームンド・グリプスソンのサガ』によると、デンマークの英雄フロームンドが墓所の中で亡霊の王と戦って手に入れた剣だそうです。ちなみにミスティルテインは「ヤドリギ」を意味し、北欧神話では光の神バルドルを絶命させラグナロクを導いた武器として描かれます。ファンタジーRPGなどでは後者由来のミスティルテインの方が有名かもしれません。

6本目は「フロッティ」、素材は「ファーヴニル」。フロッティは古ノルド語で「突き刺すもの」を意味します。フロッティは次に説明する「グラム」や「リジル」とともに、『ヴォルスンガ・サガ』に語られる剣です。

ドワーフのファーヴニルは、父であるフレイドマルの命を奪い、彼の所有していたフロッティを黄金や宝物とともに隠しました。のちにファーヴニルを倒し、フロッティを回収したのが後述するシグルズです。ちなみにファーヴニルは「ファフニール(ファフナー)」とも呼ばれ、竜(ワーム)に変身することができます。ファフニールという名はファンタジーものでは竜の名前としてそこそこポピュラーに使われている印象です。

7本目は「グラム」、素材は「シグムンド」。『ヴォルスンガ・サガ』によれば、グラム(古ノルド語で「怒り」)はオーディンからシグムンドへ与えられた選定の剣です。

オーディンに恩寵を与えられたシグムンドは、愛憎と戦争に満ちた人生を送りました(義兄に父王と兄弟9人を処刑される、復讐のため双子の妹シグニューと通じて息子をつくる、その息子の命を正式な妻に奪われ彼女を追放する……etc.)。そしてついに神の恩寵を失って息絶える直前、彼は折れた剣をグラムと名づけ、鍛え直すようにと妻ヒョルディースに遺言します。

時は過ぎ、シグムンドの息子シグルズは養父レギンから邪悪な竜ファーヴニルの話を聞かされます。竜退治を志したシグルズは、母ヒョルディースを訪ねて折れた剣の破片を貰い受け、レギンがその破片からグラムを作り出します。グラムを用いて父王の復讐を遂げ、ファーヴニルをも打ち倒したシグルズ。竜退治を通して特殊能力を手に入れた彼は、実はファーヴニルの弟であったレギンの殺意を知り、グラムで返り討ちにするのでした。

8本目の「リジル」(素材は「シグルズ」)は、上記のシグルズの竜退治に登場する剣です。シグルズ(あるいはレギン)が邪竜ファーヴニルの心臓を切り取る時に使用したと言われています。

ケルト神話とブリテンの伝承に登場する武器(7本)

ケルト神話やブリテンの伝承に登場する武器は計7本存在します。1本目は「フラガラッハ」、素材は「ルー」。フラガラッハは、ケルト神話の太陽神ルーの所持する、どんな鎖も切り裂く剣です。ルーの意思によってひとりでに鞘から抜けて手におさまり、敵に投げつければ剣自らが敵を倒して戻ってきます。また、フラガラッハによる傷は治癒されないと言われます(ダーインスレイヴやグングニルと似たような性能)。

2本目は「カラドボルグ」、素材は「フェルグス」。カラドボルグはアルスター伝説の英雄が所持し、エクスカリバーの原型となった剣だと言われています。

3本目は「クラウ・ソラス」、素材は「ヌアザ」。クラウ・ソラスはアイルランド民話やスコットランド民話に登場する魔法剣です(アイルランド語で「光の剣」あるいは「輝く剣」を意味する)。銀の腕ヌアザの所持する剣かどうかはハッキリとしないようです。

4本目は「ゲイ・ボルグ」、素材は「クー・フーリン」。ゲイ・ボルグは、太陽神ルーの息子である半神半人の英雄クー・フーリンの所持する槍です。通常の武器にあるまじき攻撃力と破裂を伴って敵を攻撃すると言われます。

5本目は「ブリューナク」、素材は「ルー」。太陽神ルーの所持する槍の1つと言われるものの、その説の由来はファンタジー作家であるマイクル・ムアコックの小説に登場する「ブリオナック」。つまり、神話におけるルーはブリューナクという槍など持っていないそうです。

6本目は「エクスカリバー」、素材は「アーサー」。エクスカリバーは、アーサー王伝説に語られるアーサー王の所持する剣です。言わずと知れた選定の魔法剣であり、ブリテン島の正当な統治者の象徴とみなされています。

7本目は「アロンダイト」、素材は「ランスロット」。アーサー王伝説に語られる円卓の騎士ランスロットの剣と伝えられるものの、同伝説に属する作品には登場しないそうです。

中世ドイツの英雄譚に登場する武器(3本)

中世ドイツの英雄譚に登場する武器は3本。1本目は「ブルートガング」、素材は「ハイメ」。ブルートガングは、中世ドイツのディートリヒ伝説に登場する英雄ハイメの剣です。ハイメはディートリヒに挑戦するために旅立つ際、父からブルートガングを授かりました。しかしディートリヒとの一騎打ちの際にブルートガングは折れ、ハイメは自身に勝利したディートリヒを主君と仰いで忠誠を誓うことになります。

2本目は「ナーゲルリング」、素材は「ディートリヒ」。上の説明と地続きで、ディートリヒが自身の配下となったハイメに下賜した名剣がナーゲルリングだと言われています。

3本目は「バルムンク」、素材は「ジークフリート」。バルムンクは、有名な『ニーベルンゲンの歌』に登場する剣です。ジークフリートの愛剣であり、のちに彼の妻クリームヒルトは、バルムンクを用いて殺された夫の復讐を遂げます。

中世フランスの英雄譚に登場する武器(3本)

次に、中世フランスの英雄譚に語られる武器は3本登場します。1本目は「デュランダル」、素材は「ローラン」。デュランダルは、『ローランの歌』に登場する英雄ローラン(シャルルマーニュの甥)が所持する聖剣だと言われています。

2本目は「オートクレール」、素材は「オリヴィエ」。オートクレールは、ローランの親友である知将オリヴィエの愛剣です。茶褐色の刀身と水晶の飾られた黄金色の柄が特徴的な優美な剣であると描写されています。

3本目は「ジュユワーズ」、素材は「シャルルマーニュ」。ジュユワーズは、『シャルルマーニュ伝説』でシャルルマーニュ(カール大帝)が所持していたとされる剣です。フランスにおいては国王の王権を象徴する剣として、多くの絵画に描かれました。

そして、最後の1本はローマカトリック系の逸話に登場する「アスカロン」という剣(素材は「ゲオルギオス」)です。『黄金伝説』に名を遺す古代ローマ時代の殉教者、聖ゲオルギオスが竜退治に用いたと言われています。

*****

ゲーム内容とは関係ないですが、日本の武家関係のレア武器を見るたびに「刀剣乱舞で見たことある名前だな~」とめっちゃ思いました。三名槍とか髭切&膝丸とか。ブラウザゲームをプレイしていた時期にとうらぶも遊んでいたので、なんだか懐かしかったです。

次回は「評価オールS」・「評価オールE」・「総売上200万以上」など、攻略関連の記事を上げる予定です。アップしたら追記します。

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かーめるん
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