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『7DAYS』 引っ越したばかりのアパートで7日間生き延びる推理ゲーム 感想&攻略 ※ネタバレ注意

2020/11/19
ADV(アドベンチャーゲーム) 0
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アパート入居の翌日に主人公が脅迫状を受け取る理不尽推理サスペンスADV、『7DAYS』の感想&攻略記事です。ネタバレが含まれます。制作者は裏束様。作品のダウンロードページ(ふりーむ!)はこちらです。 → 7DAYS

7DAYS スクショ タイトル画面

7DAYS

『7DAYS』は、アパートに引っ越したばかりの大学生が謎多き脅迫者の正体に迫る推理アドベンチャーゲームです。サスペンス要素やびっくり演出、バッドエンド分岐、文字のみでのグロい表現などが含まれます。完全クリアまでに3時間弱かかりました。

少し前に、『左眼ジャック事件』というサスペンスADVをプレイしました(感想記事もアップしました)。同作品には様々なフリゲ作品のパロディ&オマージュネタが頻出するため、色々と元ネタを考えていたところ、拍手コメで教えていただいて『7DAYS』にたどり着いた次第です。同制作者様の『真・村雨』とあわせて早速プレイさせていただきました。

≪関連記事:『左眼ジャック事件』 現代のジャック・ザ・リッパーを追って霧の街を往くサスペンスADV レビュー

2011年に発表されたゲームらしい(RPGツクール2003製)ですが、色あせない面白さでした。以下、ストーリーやエンディングのネタバレを含む『7DAYS』の感想&攻略です。未見の方はご注意ください。

『7DAYS』のあらすじ

まず、『7DAYS』のあらすじを書きます。

7DAYS スクショ 部屋に置かれていた脅迫状

7DAYS

『7DAYS』の主人公「坂上タケル」は、今年から晴れて大学1年生となり、初めての1人暮らしをすることになった青年です。入居初日、タケルは早速大家さんやアパートの隣人に引っ越しのあいさつをして回り、部屋に戻って眠りにつきます。明日からは楽しい大学生活が始まるはずでした。

ところが、翌朝目覚めたタケルは室内に見慣れぬものを見つけます。「今すぐこの部屋から出ていけ」……定規を使用し筆跡をごまかして書かれたそれは、紛れもない脅迫状でした。その内容もさることながら、昨夜は鍵をかけてから寝たのにどうしてこんな紙が置かれているのだろう、とタケルはいぶかしみます。

気を取り直して大学へ向かい、帰宅したタケル。しかし彼を待っていたのは、「お前の部屋から物音がする」という隣人からのクレームでした。部屋は今無人のはずだし、そもそも出かける時に施錠したのにどうして……とタケルは激しく動揺します。

脅迫状を置いていった犯人は誰なのか? どうやってタケルの部屋に出入りしているのか? そしてその理由は? 次々と怪現象に悩まされるタケルは、やがて怯えるばかりでなく真犯人を特定しようと決意します。はたして彼は、7日間を生き延びてアパートに潜む闇を暴くことができるのでしょうか。

『7DAYS』クリア後の感想

7DAYS スクショ アパートで起こる不可解な事件

7DAYS

『7DAYS』は、脅迫状を受け取った大学生がアパートの闇を暴くアドベンチャーゲームです。引っ越した翌日に脅迫を受けるなんてなんて不憫な……と大いに興味を引かれてプレイしました。

ちなみに、作品に触れたきっかけは上でも述べた『左眼ジャック事件』です。オマージュネタの1つについて、元ネタは『7DAYS』ではないかと拍手コメントで教えていただきました。ちなみに、同作品には『真・村雨』(『7DAYS』の制作者様の別作品)の情報も出てきます。

『7DAYS』は全体としてサスペンス色の強い推理ものといった感じの作品でした。ドキドキハラハラなスリル感ではなく、同じアパートに住む人間みんなが怪しく見えてくる、疑心暗鬼系のクライムサスペンスを楽しむことができます。

手を変え品を変えて行われる脅迫行為、何者かによる自分の部屋への出入り、身に覚えのない風呂床の血痕、無人のはずの部屋から響く異音……など、主人公タケルを襲う怪現象はなかなか恐ろしいものです。しかも7日間で事件を解明しないと、漏れなく(物理的or社会的に)生命を絶たれるというまったく嬉しくないオマケ付き。普通ならすぐにくじけてアパートを引き払うような状況です。

しかしさすがは主人公と言うべきか、最初こそ翻弄されていたタケルは、理不尽な悪意に敢然と立ち向かうようになります。特に6日目と7日目の、名探偵然とした冷静な振る舞いは非常にかっこよかったです。

実際のプレイ時の思い出ですが、1日目に例の重要アイテムを見つけたときにかなりテンションが上がりました。「丹念に探索した甲斐があった!」と。こういう推理系探索ゲームの1つの醍醐味だと思います。

『7DAYS』はそこそこバッドエンド分岐の多い作品ですが、1週目では運良く6日目までゲームオーバーにならずに進みました。ただ、5日目の事情聴取時点でミスがあり、6日目の調査でも見落としがあったので、7日目に正しく進めずかなり苦労しました。

特に5日目の事情聴取(誰を選ぶか)が個人的には難しかったです。頼れる人物の方はピンときたものの、もう1人の絶対犯人ではない人物を選ぶところをミスってしまったんですよね。正解の人物が1日目~4日目の行動のせいで怪しく見えて、聴取対象から外してしまっていたので(まんまとミスリードに引っかかったとも言えます)。

5日目の選択については、6日目の部屋捜索を終えないと答え合わせができないのも難しいポイントでした。バッドエンドに至るのは6日目に見落としをしたせいか、それとも5日目に選択をミスったせいか……と見分けがつきにくいからです。

私の場合、6日目の部屋捜索を徹底的にやり直しているときに見落としに気づきました(壁際のアレ)。しかし「よしこれで全部調べた!」となってもバッドエンドに到達したので、じゃあ5日目でミスったのかと気づいてようやく遡った次第です。

攻略の方でも書きましたが、事情聴取パートで正解の2人から得られる情報量は他の人のそれより圧倒的に多いんですよね。下手に決めうちをせず丁寧に試行すれば、着実に正解にたどり着ける場面だと思います。

サスペンス重視の作品という印象ですが、推理面もほどよい難易度で楽しめました。主人公のタケルが賢いので、犯罪の全容や犯人の正体を推測することはさほど難しくありません。よって「どのように証拠を揃えるか」が重要になるわけですが、そこのところを主に探索パートとして、7日間の様々なポイントでプレイヤーに割り振ってくれる点が印象に残りました。

また、純粋な推理からは少し離れますが、いくつかの選択肢によってバッドエンドを回避しなければならない仕様も面白かったです。アパートで起こる犯罪の内訳や怪しい人間を考えていくと、自然とバッドエンドを回避するための行動も見えてくるんですよね。上でも述べたように1周目でなんとか6日目まで生きのびることができたので、後からあの選択肢の方向性でよかったんだなーと思い嬉しくなりました。

あと、緩急とタメのある演出も良かったです。特に3日目の、タケルが風呂場で脅迫状を発見する場面は強く印象に残っています。メッセージ送りとじりじり近づいていく主人公でタメるシーン、良い感じに恐怖と期待感がつのりました。

ちなみに、キャラクターについては主人公の坂上タケルが好きです。人並みに慌てたりはするものの、こうと決めたら冷静で肝が据わっているところが主人公としてイイですね。タケルの友達のユウジ(「友人」から?)も、良い意味で能天気なキャラで安心感がありました。あと、牧野カイは実にあざといキャラだと思います(あの見た目で根はマジメかつアホキャラってなかなかのギャップ)。

エンディングを見ているとタケルには渡辺エイコさんとうまくいってほしいなーと思いますが、女性キャラとしては大家さん推しです。(あくまでシチュ的に)めぞん一刻の管理人さんを思い出しました。

自分の部屋って一番くつろげる&安心できる「城」だと思うので、そこに脅迫状が置かれていたり知らない間に出入りされたりって恐怖でしかないなーと感じました。タケルと同じ立場だったらと考えるとゾッとします。『7DAYS』はそんな足元の揺らぐホラー感を巧妙に演出しつつ、プレイヤーを不安な状態に置き続ける面白いゲームでした。

『7DAYS』の攻略とエンディング分岐について

7DAYS スクショ 事件の解明を決意する主人公坂上タケル

7DAYS

この項目では、ゲームの流れに沿った『7DAYS』の攻略とエンディング分岐について書きます。エンディング内容の感想は、「かんたんエンディング感想」に書きました。以下、ネタバレが大いに含まれます。

収集すべきアイテムと回避すべきフラグ

7日間の攻略の流れをざーっと書く前に、収集すべきアイテムと回避すべきフラグについてまとめました。

まず、収集すべきアイテムについて。事件を解決するために必要なアイテムがいくつかあるので、7日間のうちに適宜回収しなければなりません。アイテム一覧と手に入るタイミングは以下の通りです。

  • 脅迫状①:1日目に発見。取っておく。
  • 高級○○○:1日目、時間を潰した後の室内の調査で発見できる。一番右端の背の高いタンスを裏側から調べる。
  • 脅迫状②:2日目に発見。血文字風。取っておく。脅迫状2枚はユウジへの相談中に見せることになる。
  • 以前の鍵:3日目、鍵の取り付け工事の後、大家に以前の鍵をどうするか聞かれる。ここで必ず鍵を貰うこと。5日目の牧野への事情聴取中に必要。

最も重要なのは、1日目の段階で「高級○○○」を発見することだと思います。よく調べないと見つからない位置にあるので、初見ではうっかり見過ごしかねません。

続いて、回避すべきフラグについて説明します。『7DAYS』にはバッドエンドがいくつか存在します。特に2日目~4日目に特定の行動をとる(フラグを立てる)と、5日目の夜、バッドエンドに強制的に誘導されてしまいます。

では、どのような行動をするとフラグが立ってしまうのか。フラグ成立のトリガーは大きく分けて2種類存在します。

1つ目は、渡辺エイコと親しくすること。ストーリーの流れで分かりますが、彼女は現在ストーカー被害に悩まされています。よってエイコと必要以上に仲良くなると、主人公タケルが犯人の憎悪の対象になってしまいます。

具体的には、「3日目に怯えるエイコの部屋に入って相談を受ける」&「4日目にエイコに電話番号を教える」の2点を満たしてしまうと、5日目にバッドエンド確定です。この2つの行動をとっていると、4日目のエイコとの会話後に、大家さんから「今彼女と仲良くなりすぎるとヤバイんじゃない?(意訳)」と言われます。大家さんの忠告を聞いた時点で、5日目バッドエンドは確定だと思った方がいいです。

もっとも、上記2つの行動のうち、どちらか1つだけならセーフです。「3日目にエイコの部屋に入る&4日目に電話番号を教えない」と、「3日目にエイコの部屋に入らない&4日目に電話番号を教える」の両方を試しましたが、どちらについても5日目のバッドエンドを回避することができました。ちょっと仲良くなるレベルなら犯人も許容範囲ということでしょうか。

次に2つ目のフラグ成立のトリガーについて。城野キョウカと会話しているときに前の住人の話題を出すと、5日目のバッドエンドに誘導されます。具体的には、「2日目に城野キョウカに前の住人について尋ねる」&「4日目に城野キョウカに電話の内容について尋ねる」の2点を満たすとアウトです(バッドエンドの内容自体は、ストーカーフラグを満たした場合と同じ)。

ただし、1つ目のエイコの場合と同じくどちらか1つだけなら大丈夫だと思います。2日目に前の住人について尋ねず、4日目に電話の内容に突っ込んだ場合、5日目のバッドエンドを無事に回避できました。4日目の突撃の方が2日目の質問よりはるかに危険なので、4日目の行動だけでバッドエンド必至かと思ったのですが、意外にもセーフでした。優しい(?)。

ちなみに5日目の事情聴取では、「疑わしい人間には絶対に接触するな」とタケルにあらかじめ釘を差されます。よって、ここで城野キョウカだったり渡辺エイコのストーカーだったりに聞き込みに行くと、やはり5日目バッドエンドに誘導されるのだろうと思います。

上記2つのフラグについては、アパートで発生する事件が2つのラインに分かれていることとリンクしています。2つのラインを追う中でそれぞれの犯人を刺激してしまうと、5日目夜にあえなくバッドエンドとなってしまうわけですね。

7日間を生き延びるためのスケジュール

それでは、7日間の攻略スケジュールを一部情報を伏せつつ書いていきます。引っ越し当日(いわば0日目)は、大家さんとアパートの住人4人にあいさつをして回る日です。特に事件は起こりません。

1日目、最初の脅迫状を発見。捨てるか取っておくかの分岐では、後者を選択しましょう。後々証拠になります。

大学から帰宅すると、部屋の前に隣室の牧野カイが立っていて、「部屋の中から物音がする」と言われます。ここで思い切って部屋に入るかいったん時間を潰すかの分岐が発生します。思い切って突入し、さらに風呂場に突入するとゲームオーバーになるので、いったん時間を潰しましょう。

1階に戻ると、渡辺エイコが登場します。1年半ほどここに住んでいる彼女から色々と話を聞きましょう。

その後、部屋に戻って調査開始。ここでの調査は非常に重要です。チェックポイントは3つ。

まずは風呂場を調べ、「床の血痕」と「洗面台」をチェック。その後、室内に戻り、「一番右端の背の高いタンスの裏側」を調べましょう。タンスと壁の間に落ちている、高級○○○(超重要アイテム)を回収することができます。

2日目、2枚目の脅迫状が出現。今度は血文字風です。今回も脅迫状を取っておき、大学でチャラ男風の友人ユウジに相談しましょう。妙に冴えているユウジが色々と有用なヒントをくれます。

帰宅後、大家さんに相談します。ここで彼女から、タケルの部屋の前の住人について情報を得ることができます。鍵についても有用な情報をもらい、取り付け工事をしてもらうことになります。

大家さんと話した後、城野キョウカと話す機会があります。上でも書きましたが、彼女に対して前の住人の話題を出すことは避けましょう。あえて突っ込む場合は、のちの4日目で彼女に対する言動に注意しましょう。あとは1階で青山シュウイチと渡辺エイコと会話し、3日目へと進みます。

3日目、何事もなく大学へ行ってから帰宅します。大家さんから取り付け工事が完了したことを告げられ、新しい鍵をゲット。ここで、「以前の鍵」をもらっておきましょう。

部屋に戻るとまたも牧野カイが扉の前にいます。彼が立ち去った後、部屋に異状がないことをチェックします。

その後、1階廊下に戻り、ひとり佇んでいる渡辺エイコに話しかけます。話の流れで再び彼女の部屋に入ることもできますが、そのまま廊下で話し続けた方が無難です(部屋に入らなかった場合のタケルの言葉がヒント)。ここでエイコの部屋に入ると、4日目の選択肢次第で5日目バッドエンドが確定します。

エイコがおびえていたのは、新たな脅迫状が届いたせいでした。後からやってきた青山も交えて会話続行。エイコに届いた脅迫状の特徴と、妙に饒舌な青山の発言をよく覚えておきましょう。

2階の部屋に戻ると、今度は城野キョウカがいます。ノックしたら返事があったと言われ、再び部屋に入るか否かの選択肢が発生します。どちらを選択してもゲームオーバーにはならないので、好きな方を選びましょう。

風呂場に入り、3枚目の脅迫状を発見。あからさまに今までの脅迫状とは異なる部分があるので要チェックです。

4日目、ファミレス→大学→アパートへ帰宅。大家さんと渡辺エイコが立ち話をしているので話しかけます。エイコに電話番号を教えるか否かの選択肢が発生しますが、3日目に彼女の部屋に入っているなら教えないようにしましょう。3日目にエイコの部屋に入っていないなら教えてOKです。ちなみに、エイコと仲良くなり過ぎていると、ここで大家さんの忠告が発生します(5日目バッドエンド確定)。

その後、いったん2階へ。牧野カイの部屋から青山シュウイチの声が聞こえてくるので、また1階に戻って大家さんに話しかけます。ここで「牧野いいヤツ説」が浮上するので、素直に信じておきましょう。

牧野の話を聞いて満足せず、もう一度大家さんに話しかけると、「外で城野キョウカを見かけた」との情報をゲットできます。外に出てキョウカに近づくとイベントが発生し、電話相手に怒鳴る彼女を見ることができます。

ここで、電話内容についてキョウカに直接尋ねるか否かの選択肢が発生します。どう見ても危険なので触れない方がいいように見えますが、2日目に前の住人の話題を出していない場合は直接尋ねてもOKです。2日目に前の住人の話題を出している場合は、ここで突撃すると5日目にバッドエンドに直行するので注意しましょう。

5日目、大家さんにたたき起こされます。壁の落書きを受けて青ざめる2人。ただし、この日タケルは事件の謎を解くことを決意し、情報を整理し始めます。

お話が大きく動く5日目には、2人の人間に事情聴取をすることができます。事前にタケルからヒントがあり、「絶対に犯人ではない人」を選ぶことが重要です。また、うち1人には「頼れる人間」をチョイスする必要があります。

ここまでの情報を踏まえると、大家の矢島マナミは頼れる&犯人ではないとすんなり推定できると思います。まず彼女に事情聴取を行い、前の住人のことと、1日目に発見した高級○○○について尋ねましょう。入居してから順調に彼女と交流を重ねていれば、明日怪しい人間の部屋を調べて一緒に犯人を見つけ出そうと最後に提案されます。

続いての2人目ですが、お隣さんの牧野カイを選びます。大家さんと明らかに疑わしい2人を除外すると、ここは渡辺エイコを選びがちかもしれません(実際、私は最初エイコを選びました)。ただ、実際に事情聴取すると、エイコはまったく有益な情報を持っていないんですよね。
牧野は怪しい行動も多いものの、実際は単なるミスリード要員であり、見かけと違って真面目な人間であると4日目に示されるのがヒントなのかなーと思います。

牧野と話すと、まず彼がタケルの部屋の前で鍵を拾ったこと、その鍵が以前の鍵と一致する合鍵であることが分かります(以前の鍵はここで使用する)。続いて、前の住人について質問すると、失踪直前の彼に関する重要な情報が得られます。牧野から得られる情報はとにかくビッグであり、推理を詰めるにあたっての手助けとなるはずです。

さて、渡辺エイコと親密になりすぎず、城野キョウカへの対応に気を付けていると、5日目夜に訪れるバッドエンドを無事に回避できます。ここからクライマックスに突入します。

6日目、大家さんとユウジの協力を得て、怪しい人間2人の部屋を捜索することになります。時間制限もあるので、てきぱきとこなしていきましょう。

1人目は、青山シュウイチをチョイス。彼の部屋で手に入る証拠は2つあります。調べるべきポイントは、「玄関近くの本棚」(くまなく調べる)と、「ベッドの壁に接している部分」(ある物が隙間に隠されている)の2通りです。

2人目は、城野キョウカを選択。彼女の部屋で見るべきポイントもやはり2か所あります。1つ目のチェックポイントは、「風呂の床の血痕」。2つ目のチェックポイントは、「台所の下の棚」です(くまなく調べましょう)。

シュウイチの部屋とキョウカの部屋でそれぞれ必要な証拠を集めると、調査後にセーブポイントが発生します。その後、今まで集めた証拠を踏まえて推理パートに突入します。選択肢は割愛しますが、事前にセーブポイントもあるし、流れに沿って考えていけば分かると思います。

この推理パートを無事に終えると、あとは7日目の事件解決イベントを見るのみです。覚醒したタケルの名探偵っぷりを見守りましょう。

かんたんエンディング感想

最後の項目では、『7DAYS』のエンディングについて具体的な感想を書こうと思います。1日目バッドエンド、5日目バッドエンド、7日目バッドエンド、そして7日目生存エンディングの順です。再三ですがネタバレにご注意ください。

1日目バッドエンド

1日目、牧野に「お前の部屋から物音がする」と言われた後に選択肢が発生します。ここで思い切って室内に入り、さらに暗い風呂場に突入すると、何者かにタケルが刺されてバッドエンドに到達します。

この早すぎるバッドエンド、1周目ではなんとか回避しました。このタイミングで部屋に入ったらフツーにゲームオーバーになりそうだなーと嫌な予感がしたので。2回も選択肢が発生する(引き返すタイミングが2回ある)のは制作者様の優しさだと思います。

5日目バッドエンド

2日目~4日目にかけて、渡辺エイコフラグor城野キョウカフラグを蓄積すると、5日目の夜に強制バッドエンドとなります(詳しくは「収集すべきアイテムと回避すべきフラグ」で書きました)。

さんざん脅されているのに、真夜中に何者かに訪問されてはいはいと開けてしまうタケルにツッコミたくなりました。どちらのフラグを経由しても、警告してやったのに……と刺されるのは同じです。両方のフラグを立てた場合、刺しに来るのはどちらの犯人なのかちょっと気になります。

7日目バッドエンド

6日目、部屋を調べ終えた時点で事件解決に必要な証拠が揃っていない場合、強制的に7日目に進んでこのバッドエンドになります。

『7DAYS』で一番狂気的かつショッキングな結末だと思います。つくづくタケルは気の毒過ぎる。とはいえタケルは大家さんの命を奪う理由に乏しいし、腐乱遺体に至ってはタケルが引っ越してくる2日前にいなくなった人なので、本気で疑われはしないんじゃないでしょうか。

あと、遺体の運搬の難しさは作中でも話題に上がっていたので、犯人は相当無理をして2人の遺体を投げ込んだのではないでしょうか。特に大家さんに関しては突発的な犯行&犯行後間もないはずなので、何かしら証拠も残っているのでは……と思います。

また、腐乱遺体はさておき、初見では「どうして大家さんが?」と驚きました。ただ、よく考えると彼女は5日目で、超重要アイテムのイニシャルの意味に勘付いているんですよね。そして、単独で犯人を問い詰めに行こうと考えていました。

つまり7日目バッドエンドの大家さんは、ひとりで犯人と接触し、タケルが発見した腕時計の話題を出したことで犯人の逆鱗に触れてしまったのだろうと思います。作中の細やかな描写とあわせてエンディングに至る経緯を想像できるので、面白いなーと思いました。

7日目生存エンディング

タケルが見事犯人を探し当て、7日間生きのびるとこのエンドです。アパートを騒がした犯人2人はいなくなり、ようやく平穏が訪れます。エンド手前で、牧野カイ、渡辺エイコ、大家さんにそれぞれ話を聞くことができます。

一番やったー!と思ったのは、やはり渡辺エイコとの恋愛フラグでしょうか。いつでも部屋に来てOK、名前で呼んでOKってスゴイ。本編では(仕方がないとはいえ)いつも憂鬱そうだったので、頬を染めている可愛いエイコさんを見られて嬉しかったです。

あと、大家さんの「今後は家賃半分でいいよ」は超大盤振る舞いだなーと思いました。うらやましい限りです。主人公は大事なアパートで堂々行われた犯罪行為を2件も暴いてくれた存在なので、大家さんとしては本当に感謝しかないのだろうと思います。

最後に、ユウジとそろそろ寝るかーで終わるエンドはなんとも平和でほのぼのしました。もし『村雨』をプレイした後だったら、暗転の後にさらなる悲劇が起こるのでは……と不安になっただろうと思うので、先に『7DAYS』をプレイしてよかったです。

*****

『7DAYS』のクリア後、同制作者様による『真・村雨』もプレイさせていただきました。良い感じにドロドロしていて面白かったです(真・村雨シナリオの内容には驚愕8割納得2割でした)。あと、『ヒトミサキ』も気になって仕方がないので近いうちに遊んでみようと思っています。

クライムサスペンス要素を含む作品について、いくつか感想記事を書いています。

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かーめるん
Admin: かーめるん
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