『ハナノパズル2』 3色のブロックに花を咲かせるパズルゲーム 感想 攻略
3色のカラーブロックに花を咲かせるパズルゲーム、『ハナノパズル2』の感想&攻略記事です。制作サークルはQrostar様。作品の公式サイトはこちらです。 → Hanano Puzzle 2 by Qrostar
ハナノパズル2
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『ハナノパズル2』は、マウスで操作するパズルゲームです。ステージはレベル1~35まで存在します。
久々にパズルゲームをプレイしたくなり、色々と探してこの作品に出会いました。直感的にプレイできる、シンプルで面白いゲームです。しかも、かなりの歯ごたえがあります。BGMの良さもあってハマりました。
以下、現在の進捗も含めたゲーム内容の感想です。一部ステージの攻略情報も含みます。ネタバレにご注意ください。
『ハナノパズル2』の概要
『ハナノパズル2』の概要を簡単に書きます。
ゲームの主旨を一言で表すと、「3色のカラーブロックをそれぞれ同色の花に接触させ、花を咲かせる」です。たとえば、レベル1ステージの初期配置は以下のようになっています。
ハナノパズル2
ここから左クリックでブロックを左右に動かし、固定されている同じ色の花に接触させます。ブロックには上下左右に矢印がついていて、この矢印の向きに花が咲きます。
ハナノパズル2
すべてのカラーブロックに花を咲かせることができれば、ステージクリアです。
画面右下の「モドル」ボタンで、ステージ選択画面に戻れます。画面左下の「ヤリナオシ」を押すと、すべてのブロックが初期状態に戻ります。
また、矢印で示されている左下の「バックボタン」を押す(あるいは画面上で右クリックする)と、一手前の状態に戻れます。基本的にどこまでもさかのぼれる便利なボタンです。
攻略のポイント
ステージが進むと、当然ながら難易度が上がります。障害物としての「灰色ブロック」が出現したり、その灰色ブロックが横2~3マスのものになったり、花が高い場所に配置されたりします。
ハナノパズル2
攻略する上で大事なのは、「高さ」の意識だと個人的には思います。
初期位置から一段、二段と落ちるのは簡単です。左右に動かせばどんなブロックでも下に落ちます。しかし逆に、低い位置から高い位置へブロックを持ち上げるのは本当に難しいです。ブロックを持ち上げる手段が限られているからです。
ちなみにその手段とは、主に「上下に咲くカラーブロック」です。「縦方向に1マス分伸長するカラーブロック」……①と言い換えてもいいです。
要するに、「高い位置に移動させたいブロック」……② を、あらかじめ①の上になるように配置するわけです。その状態で①に花を咲かせれば、②は1マス分の高さを稼ぐことができます。
また、高度を保つこと自体もかなり難しいゲームです。高さを保ったままあるブロックを移動させたいときは、足場となるブロックをうまく見繕う必要があります。
ハナノパズル2
こういう足場として使用しやすいのが、灰色ブロックです。後半ステージでは特に、灰色ブロックの組合せが鍵となる場面が多いです。
落とすのは簡単、でも持ち上げるのは難しい。現実的にも当たり前の感覚ではあります。『ハナノパズル2』においては、「下→上の移動手段が限定されていること」「高さを保ったままの平行移動が難しいこと」の2点を常に意識しつつ攻略すると、ステージの全体像とブロック移動の道筋をつかみやすいのではないかと思います。
『ハナノパズル2』の面白さ
『ハナノパズル2』は、シンプルな操作感と親しみやすく可愛らしいグラフィックが魅力的なとっつきやすいパズルゲームです。
しかし反面、レベル1でも闇雲に動かしていては解けない難度です。「あれ? 意外に難しいな」と思った瞬間が、この作品に一気にのめり込むタイミングだろうと個人的には思います。
レベル30代までこのゲームを攻略して感じるのは、「プレイヤーに要求される思考と試行、そしてひらめきのレベルが絶妙」ということです。
プレイされた方ならわかると思いますが、解けるときは本当に一気に解けることがあります。パッと脳内の回路が繋がるというか、「これだ!」と解法をひらめくんですよね。各ブロックを動かすべき道が一気に見えるというか。低レベルに限らず、高レベルになっても時折そんな体験がありました。
一方で、分からないときは本当によく分かりません。その場合は散々に頭をひねって適当にブロックを動かし、解法への道を徐々に整えていくようなプレイになりました。
ひとつ言えるのは、「どっちの場合も楽しい」ということです。ちろん、前者の方がぶっちぎりで爽快感があります。ひらめきによって脳内はリオのカーニバル状態です。
一方後者の場合は時間もかかるし、行き詰まったときは苦しいです。しかしだからこそ、解けたときの達成感はかなりのもので、心地良い満足感を味わうことができます。
『ハナノパズル2』は、国内外のプレイヤーから高い評価を受けている作品です(レビューを見る限り)。実際にプレイして、私自身もその評価に偽りはないと強く感じました。"sophisticated"と"interesting"という言葉がぴったりではないかと思います。よく洗練された非常に面白いパズルゲームです。
現在の進捗とレベル32の攻略
現在、レベル32までクリアしました。下の画像は、現在のクリア状況を示すものです。
ハナノパズル2
レベル32の攻略が難しくて詰まっていました。以下はその、レベル32の攻略についての感想です。
レベル32の難所その1は、「中央左右の足場の作り方」です。これについては、赤縦ブロックを使うことで切り抜けました。
足場さえ作れれば、横青ブロックに花を咲かせることができます。「じゃあ後は横青ブロックを下に落として、右下の縦青ブロックに接触させればクリアだ!」……と思いました。
しかし、この最後の詰めこそが難所その2でした。何も考えずに横青ブロックを右に動かしていくと、最後の最後で1マス分届きません。
ハナノパズル2
もしかして難所その1の切り抜け方が違うのかなと思って試行錯誤しても、どうにもうまくいきませんでした。ここに関しては本当に悩みました。攻略法に気づいたのはかなり後になってからです。
難所その2を攻略する上でのポイントは、灰色ブロックの処理でした。
要するに、最後の詰めの段階で、青横ブロックの右側にブロックが2つ残ってしまうのがアウトなわけです。2つ残るから、目的地の縦青ブロックにたどり着けなくなる。
しかし逆に言えば、1つだけなら残ってもOKということになります。つまり、失敗パターンで右に残っている2つのブロックのどちらかを、青横ブロックの左に移動させればOK。
下の空間は狭いので、縦赤ブロックを青横ブロックの左に移動させることは不可能です。となると、灰色ブロックを横青ブロックの上から左へ移動させる必要があります。
以上の方針で試行錯誤していたら、なんとか上手く行きました。灰横ブロックをくぼみに収めるタイミングを見つけるのに苦労しました。もう本当に難しかったです。解けてすごく嬉しくなったので、この感想記事を書きました。
ハナノパズル2
せっかくなら全クリしてから記事を書きたかったのですが、33~35レベルについては、解ける見通しがまだ立っていないのが現状です。今後もコツコツとプレイしていこうと思います。
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『ハナノパズル2』のBGMは、レベルが上がるにつれてどんどんと変化していきます。パズルの邪魔をしない穏やかさがあり、かつ耳に残る良いBGMばかりです。
一番印象に残っているのは、「レベル14~で流れるBGM」です。どこかノスタルジックで哀愁のある曲調が好みでした。このBGMはたしかレベル32でも流れていたので、自然とヘビロテしました。また、「レベル17、18で流れる少しテンポの速いRPGっぽいBGM」と、「レベル21、22で流れるミステリゲームで使われていそうなBGM」も好きです。
あと、ときどき出てくる宇宙人っぽいナビゲーターが気になりました。最初は敬語だったのに、だんだんとフランクな口調で褒めてくるのが面白い。何者なのでしょうか。
ラストまでクリアできるかわかりませんが、今後も少しずつ攻略したいなと思います。
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